2022.12.15
2022年12月
冬ごもり
寒さも厳しくなってまいりました。お花の少ない時期ですが、幼稚園周辺には可愛いさざんかが咲いています。ハイツと園庭の木々を行ったり来たりしているのは、メジロ、スズメ、シジュウカラ、オナガ、コガラ、カラスです。これからは冬鳥にも巡り合えるでしょう。先日、風の子さんの観劇中にメジロがホールに飛び込んできました。お芝居中でしたがしばらくホール中を飛び回っていました。日頃から自然に慣れ親しんでいるからでしょうか。メジロが気になりながらも騒ぐことなく、マナーよく鑑賞していた子どもたちには感心しました。メジロはその後、自ら外に飛んでいきました。
ひよこあかさんのテラスにいるカメのポンちゃん。子どもたちがミミズを見つけては餌として与えていましたが、寒くなりいよいよ動かなくなってきました。そこで、先日はひよこさんが中心となって、ポンちゃんの冬ごもり準備をすることにしました。ひよこさん一人一人が園庭で落ち葉集めをし、ポンちゃんのお布団にしました。
これから雨や雪が降っても大丈夫なように、お鍋型の囲いの中でポンちゃんは寝ます。「暖かい春になったら会いましょうね。」ということで落ち葉のお布団を掛け、バイバイをしました。ひよこさんにわかりやすいように冬ごもりの紙芝居を読んだ後に行いましたが、心配そうに見ていた子どもたちでした。
大好きなポンちゃんのために心を込めて冬ごもりをさせたひよこさん。しばらく会えないのは寂しいですが、無事に冬を乗り越えてくれることでしょう。

