2016.09.09
日常
藍染め
今日は、青空が広がる晴天に恵まれました。
真っ赤なウメモドキの実が輝いていました。
今日は年長さんが藍染め体験を行いました。
子どもたちが大切に育ててきた藍。
葉っぱがぐんぐん大きくなり、花壇3つ分の収穫になりました。
はじめにお手伝いのお母さま方が、
枝から葉っぱを取り除く作業にとりかかってくださいました。
その葉っぱをハサミをつかって細かくしていきました。
友達とたらいを囲みながら、
とても和やかに進めていきました。
藍の葉っぱのかおりが、保育室中に漂っていきました。
緑茶のような癒されるかおりでした。
ここまで細かくなりました。
葉っぱはネットに入れ、水の中でよく揉みだします。
この作業は色を出す決め手となるため、
時間をかけて、粘り強く行います。
次第に深緑になっていきました。
そこに、色が定着するように染め粉を加えました。
その中に輪ゴムで絞ったTシャツを浸していきました。
お弁当後、Tシャツを取り出すと・・・
綺麗な若草色に染まっていました。素晴らしい!
しかし、ここからが、藍染めの醍醐味です。
水気を絞ったTシャツを空気にさらしていくと・・・
なんとジワジワと色が変化していきました。
輪ゴムを外すと、とても素敵な柄になっていました。
一人一人、異なる柄がいい味を出しています。
そして、時間の経過と共に、
くっきりとした藍色になりました。
本当に不思議です。
「色が変わってきたよ。」
「もう、輪ゴムを外してみようかな。」
色合いや柄にワクワクしながら楽しんでいた年長さん。
おうちの方々にたくさんご協力いただきまして、
無事に藍染めTシャツが完成しました!
役員さん、ボランティアの方々、お迎えに来られたお母さま方に
たくさんお手伝いいただきました。
ありがとうございました。
自分たちで種から育てた藍を使っての
藍染め体験は大成功でした。

