2015.09.03
「ぱっくん」のゲーム(年中組)
9月3日(木)
年中の子ども達には、7月の初めに「ぱっくん」(先生達が考えた正体不明のキャラクター)から手紙が来ました。走るのが大好きな「ぱっくん」は、友達になり追いかけっこをしようと言ってきたのです。子ども達はいろいろ想像して、幼稚園のあちらこちらを「ぱっくん」探しをしていました。
2学期になり、子ども達はぱっくんから手紙が来ることを楽しみにしていました。いつも手紙はピアノのふたの裏に貼ってあるので、ピアノのふたの裏がいつも気になっているようでした。
学年全部で集まって、「ぱっくん」からの手紙の話になりました。そして、ピアノの蓋を開けてみると……!!!
いつもの銀の星が着いた金の封筒の手紙がありました。
手紙の中身は、「いっしょにげーむをしよう。」と言う物でした。そして、全部できたらプレゼントがあるということでした。真剣な顔で手紙の中身を聞いていた子ども達は、どんなゲームか真剣な顔で聞いていました。
封筒の中には、手紙のほかに2種類の黄色い紙が入っていました。1枚は、「こんなぽーずできるかな?」と書いてあり、踊りの1部のような絵の描いてある紙でした。
子ども達はそれを見ると、さっそく立ち上がって絵のようなポーズを次々にやっていました。
あまりに簡単なので、ちょっと拍子抜けのようでしたが、もう1枚の紙につくし(今いる部屋がつくし組)の絵が描いてあり、矢印がきのこ(年中のもう一つの部屋がきのこ組)の絵の方に向いていました。
子ども達はその意味が分かったようで、一斉につくし組の部屋に行きました。つくし組の部屋の黒板にも黄色い紙が貼ってあり、さっきと同じように「こんなぽーずできるかな?」と書いてあり、やはり踊りの1部のような絵の描いてありました。
ここでも子ども達はすぐにそのポーズを真似ていました。
そしてさっきのつくしときのこの描いてあった紙の続きがあると言って、先生に次は何か見せてと催促していました。次は靴の絵が描いてありました。部屋の外の靴箱を見ようとする子、玄関の靴箱の所と言う子といろいろでしたが、皆玄関に向かいました。
玄関ホールの扉にも、同じような紙が貼ってありました。
ここでも子ども達は皆その真似をしていました。
そしてもう1枚のカードの最後は、ホールの絵でした。
ホールに行って見ると、今度は絵を描いた紙でなく、ピアノの上に金色の箱がありました。箱を見つけた子ども達は、大興奮でした。
箱の中には、手紙が入っていました。その手紙には、全部できた(3か所で踊りのポーズの絵を見つけること?)ので、「ぱっくん」の大好きな「ぼんばいやーじゅ(?)」をプレゼントするということでした。
箱の中には、手紙のほかにカセットテープが入っていました。どうやらそのカセットテープの中に「ぼんばいやーじゅ」に関係のあるものが入っているようでした。
カセットを再生すると、子ども達が空きそうな調子のいい音楽が入っていました。それを聞いた子ども達は、さっそく体を動かし始めました。「こんなぽーずできるかな?」と関係あると考えて、そのポーズをしながら動き回っている子もいました。先生も、それとなく紙に描いてあったポーズを音楽に合わせてしていました。
どうやら、運動会の時に踊るの踊りのようです。子どもはそんなことまったく関係なしに、「ぱっくん」の考えたゲームをしながら楽しんでいるようでした。これから毎日この曲が部屋で流され、それに合わせて子ども達が楽しむようになるのではないかと思います。