2017.04.21
カブトムシの幼虫・プレゼントもらったよ!
平成29年4月21日(金)
年長児がダンゴムシや幼虫探しを楽しんでいます。捕まえた虫をケースに入れて観察したり、小さな図鑑を見て名前を調べたりしています。
昨年度の卒園児のご家庭からいただいたカブトムシの幼虫を幼稚園で飼っています。今日は久しぶりにカブトムシの幼虫をケースから出してみました。
土の中に潜っている幼虫を掘って取り出しました。「うわ~!!!いた~!」と幼虫の姿と感触に大興奮だった子どもたち。恐る恐る触る子ども、一瞬触れてドキドキしている子…どの子もそばで見てみたい、触れてみたいと興味をもって近づいていました。
年長児が何匹いるか数えてくれました。16匹いました。クラスで飼いたいなという子どもたちの声が出てきています。3つのケースに分けて入れることにしました。土の上に乗せると、幼虫がもぞもぞ動き始めました。するとさらに体をくねらせ土の中に潜っていきました。「自分で土の中に入っていった!」「すごい!」全部の幼虫が潜るまで子どもたちは楽しそうに見つめていました。これからどんなふうに成虫になっていくのでしょうか。
年長組の子ども達が以前から、他学年に内緒でプレゼントを作っていました。「なかよしになれるといいな!!」そんな思いを込めて、たんぽぽ、年少、年中組の子どもたちの名前やマークを先生から聞いてプレゼントを作っていました。今日はそのプレゼントを渡す日でした。プレゼントを渡す時に、言葉を言って喜んでもらおうとみんなで考えました。
年長児がクラスに入ってくると、「あ!お兄さんとお姉さんだ!」と喜んでいた年少児。年長児は「友達になろうね。」「いっぱい遊ぼうね。」「大事に使ってね。」等と友達の顔を見ながら堂々と言葉を言っていました。プレゼントをもらった子どもたちは、「すごい!」「やった!」とニコニコし、拍手をする子どももいました。
双眼鏡をもらった子どもたち、午後は先生や友達と園庭を探検して楽しみました。セロファンの色を通した園庭の景色、先生や友達の顔が面白く何回も何回も覗き込んでいました。
年長組は、「ドキドキしたよ。」と終わってほっとする子ども、「みんな喜んでいたから大成功だね!」と友達と喜び合う子ども…いろいろな姿がありました。プレゼント作りから今日の会まで、年長児は、年少組や年中組へ気持ちを向ける場を通して自分が年長組になったという自覚をもつことにつながっていました。進級してから2週間ですが、年長組の子どもたちがとても頼もしく見えます。