2016.05.09
ビワの実のお料理
5月9日(月)
連休明けの幼稚園、どの学年も遊びの時間をいつもより多めに取って、子ども達が自分で見つけた遊びにじっくり取り組めようにしていました。
もも組保育室前のクワの実が色づいてきました。連休前に比べると全体が赤くなり、よく奥の方を見ると赤紫色に熟しているものがありました。年少組の子どもがみんなより先に味見をしました!「おいしい~!」とニコニコ顔の子どもたち。今週からは、もも組保育室前に、いろいろなクラスの子どもたちが集まってきそうです!
先日、園庭で収穫したサクランボを食べましたが、次のお楽しみの果物はビワです。まだ気が付いていない子どももたくさんいますが、実は少しずつ少しずつ大きくなっています。子ども達が、ビワを食べられるように連休前に管理人がひとつひとつの実に紙をかぶせていました。「カラスに食べられないように隠しているんだよ!」と聞き、自分たちが食べることを楽しみにしている姿もありました。
その横のみんなのお家のそばでは…「ポッキーお茶やさんです!」小枝に泥んこを付けてポッキーに見立てたり、カレーを作ったり、いろいろな工夫があるお店やさんが開かれていました。
子どもたちの動きや具になっているものをよく見てみると、週末に落ちた小さなビワの実を集めて、お料理を始めていました。
トロトロになったチョコレートの中に、実を入れて、かき混ぜ、サラサラの砂を入れてよく混ぜています。ビワの実ポッキーでしょうか!?それともケーキの素なのでしょうか!?子どもたちのイメージはどんどん変わっていきますが、「わ~。いいね!」「なんだか本物のお菓子作りみたいじゃない!」「ほんと!ほんと!」と作りながら嬉しそうな会話が聞こえてきます。
楽しそうな遊びの様子を見て、年少組がやってきました。「これなあに?」「触らないでね、おいしいびわのジュースよ。」また別の子どもが先生とやってきました。「食べたいの?」「ちょっと待っててね」とお客さんの対応も上手にしながら手を動かしています。それぞれのお料理の素になっているトロトロチョコレートは、カレーにもなっていました。「はい!出来ました~。ビワカレーです!」
ビワ以外にもサクラの実が入っていたり、枯れ葉が入っていたり、具材がたくさんのお料理ごっこでした。年長組の子ども達は、小さい時から園庭の自然に触れて生活しているためか、遊びの中に自ら自然を取り入れて様々に工夫しながら遊びを展開する力がついています。