2017.01.23
保育参観(年長組)
1月23日(月)
今朝は雪雲が広がり幼稚園にも少しの間雪が降りました。登園していた子ども達は、「雪だ!雪だ!」とぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいました。
今週は各学年の保育参観の週となっています。今日は年長組の保育参観日でした。
初めに子ども達が毎日「これをして遊びたい!」と目当てをもって取り組んでいる好きな遊びの様子を観ていただきました。園庭ではラインカーで大きな家を描き、その中でごっこ遊びを楽しんだり、日頃頑張っている竹馬をしたり、友達や先生と大縄跳びでたくさん体を動かすお家の方に観ていただいたりしました。
保育室では3学期になってがんばっていたこま回しの遊びを楽しんでいました。回すことができるようになると、友達や先生とコマ回し対決をしたり、いろいろな場所(狭い範囲の中や椅子の上等)、挑戦するレベルを考えて遊んだりしている姿もあります。
集合の声がかかると、子ども同士で「集まるよ!」「片付けだよ!」と声をかけ合ってどんどん片づけを進めていきます。次の活動の見通しをもちながら、てきぱきと動く姿はさすが年長さんだなと思います。
集合は、いちょう組はグループ活動を行いました。かえで組は制作活動を行いました。どちらのクラスも共通して、「先生の話をしっかり聞き、自分で理解して行動する」「考えたりイメージしたりしたことを友達と伝え合う」「友達の姿や思いに気付きながら行動する」といったことが活動のねらいに含まれていました。どちらのクラスの子ども達も一人一人の意欲が大きく、「今日はどんなことをやるのだろう」とワクワクしながら先生の話を聞いていました。時にはみんなで笑ったり、時には「どんなふうにやるのかな?」と真剣に考えたりして話を聞いていました。話を聞いて理解し、活動への期待感を膨らまして進んで取り組んでいました。
いちょう組は、〇△□の紙を組み合わせて、形を作る活動をしました。自分が作るだけでなく、「自分がどんなイメージをしてどんな形を作ったのかをグループの友達に伝え合いながら進めていく」ことをみんなのルールとして活動しました。友達が組み合わせて考えていることに目を向けて声をかけたり、「○○ちゃんすごいね!」と認め合ったりする姿がありました。形を作るのに戸惑ってもじっくり考えて作ることができていました。きっとグループの友達からの刺激もたくさんあるのだと思います。
かえで組は折り紙で鬼を折りました。先生の折り方をよく見たり聞いたりして、良く考えて丁寧にひとつひとつの工程を進めていました。折っている途中でできた形でイメージを膨らませて友達と楽しんだり、分からなくなった時は友達と助け合ったりして、素敵な鬼が出来あがりました。折った後は画用紙に貼り、クレヨンで体を描いていきました。「僕の鬼は…○○鬼!」「これはお父さん鬼!子ども鬼も描こう!」等と楽しいイメージを広げながら色鮮やかに描いていました。楽しんで活動している気持ちが一人一人の絵に表れていました。
年長組さんにとって幼稚園最後の保育参観、約2か月後に小学生になること思いながら参観していたお家の方が多かったと思います。残りの幼稚園生活では、友達とたくさんの楽しい充実した時間を過ごしてほしいと願っています。