2016.11.22
動物のお面を被って(年少組・年中組)・動物のお面を被って(年少組・年中組)
11月22日(火)
動物のお面を被って(年少組・年中組)
12月の2週目に各学年の「お楽しみ会」があります。今は、それに向けていろいろな活動や遊びが行われています。と言っても、「お楽しみ会に、こんな劇をするのでそこに出てくる動物になって遊びましょう。」とが、「こういう話だから、ここで出てくる動物になろう。」などと言って、その動物にならせて遊んだり活動させたりするわけではありません。子ども達が練りたい動物になり切って遊んでいることをもとに話を組み立て、それを子ども達が楽しんでいるのを「お楽しみ会」でお家の人に見ていただくのです。
ですからこの時期になると、年中や年少のたくさんの子ども達が動物のお面を被っていろいろなことをしている姿を見ます。部屋の中にある程度劇の設定がしてあるので、よけいにお面を被って遊びたくなるのかもしれません。
でも、まったくそんな設定のない外の遊びでも、動物のお面を被って遊んでいる子がたくさんいます。色取り取りのウサギやネコ、ヒヨコなどが多いのですが、たまにテントウムシが居たり、動物ではないお化けや竜までいます。それらのお面を被って、普通に遊んでいる時もあれば、その動物などになり切って遊んだりしています。
泥遊びの時も、虫取りの時も、三角山に登っている時も被っている子がいます。
年少や年中は紙に書いた動物などの絵を自分の好きな色で塗ってお面にして被っていますが、年長の子どもになるともう少し立体的な被り物になってきます。それだけでなく、衣装も装飾品も工夫をして、自分で作り身に着けることが多いです。
今年は、「お楽しみ会」でどんな動物たちが登場する劇になるのでしょう。
高台避難訓練(全学年)
けさ早く、東北地方で結構大きな地震があり、場所によっては津波警報が出されました。幸いなことに1m前後の津波で大きな被害がですに良かったと思います。
そんな日に、ちょうど11月の避難訓練「地震と津波に備えての高台避難訓練」が計画されていました。いつものように非常放送の合図で、子ども達は遊びをやめてその場にしゃがんで非常放送を聞きました。
非常放送で、「津波の心配があるので、高台に避難します。園庭の出入り口のある満3歳児学級たんぽぽ組の前に集合してください。」と知らされると、子ども達は次々に支持された場所に集まり、学級毎に並びました。
担任が人数を数えて教頭に報告すると、次々に高台へ危難を開始しました。やはり1番早く避難できる体制ができたのは年長組です。年長組は、小走りで高台の避難場所に向かいました。
次は年中組が続きました。前回高台に避難した時と比べ、とてもしっかり歩けていました。津波から逃げるために高台に避難する、と言うことがしっかり意識されていたようです。
年少組も、前回と見違えるほどしっかり歩いていました。
満3歳児学級たんぽぽ組の子ども達は、今回が初めての高台避難でした。1週間ほど前に園の敷地の周りを歩いたのですが、高台までは少し心配でした。今回は様子を見て、途中で引き返すことも考えていましたが、年少にほとんど遅れることなく高台までしっかり歩くことができ驚きました。
高台の公園で、津波から逃げるための高台への避難について話をしました。その時、今朝の地震や津波のことを話すと、結構たくさんの子ども達がテレビで見たと言いました。それが意識されていての高台避難だったので、しっかりできたのかなと思いました。とてもタイムリーな避難訓練だったと思います。
園に帰り着いてから、各学級ごとに今日の高台非難について、担任がもう一度意識付けをしっかりしていました。
今後も、こうした避難訓練を毎月しっかりやって、子ども達に避難時の心構えをしっかり作り、いざという時に備えたいと思います。