2015.12.03
年長組 お楽しみ会
今日は年長組のお楽しみ会でした。年長組はいちょう組、かえで組の2学級が合同でホールで行いました。
プログラム1番 いちょう組劇「たからさがしのぼうけん」
運動会後、何か楽しいことがしたい!お部屋を何かに変身させようといった子ども達たち声がきっかけで、海をイメージしたごっこ遊びが始まり、海賊等の好きものになりきって遊んだり、イメージを拡げたりして遊ぶ姿が出てきました。そこから、いちょう組のお話作りへと発展していきました。
海賊が宝と鍵と地図を見つけに島に戻ろうとした時、嵐がやってきました。見つけた鍵は海に沈み、鍵や地図は飛ばされてしまい海賊たちはがっかりしました。海賊、さる、人魚、魚たちで宝と鍵と地図を探す楽しいお話の始まりです。
さるが鍵を探しにやってきました。ところが、探すのを忘れ、かくれんぼを始めてしまいました。かくれんぼでみんなが見つかったのですが今度は…バナナを見つけて食べました。すると食べたバナナの中に鍵が入っていたのです!
妖精がやってきました。きれい好きの妖精はお掃除が大好き!今日もあちこちをきれいにしています。あれあれ、妖精なのに空を飛べなくなってしまい、みんなで魔法をかけると雲に到着しました。雲の中にあった地図をみつけることができました。
次は海の中です。人形や魚が海の滑り台をすーっと滑り楽しそうに遊んでいます。くるくる回ったり、踊ったり楽しいショーを始めました。みんながぐるるぐる回って倒れていると海賊たちが笑っていました。それを見た魚たちは海賊のおしりに噛みついてしまいました。
みんなは宝を探しに行くことを思いだし、海の中へ行きました。さるは鍵、妖精たちは地図を見つけ、海賊たちも宝の箱を見つけました。やっと宝を見つけたと思ったみんな。宝の箱を開けてみました。開けてみると…なんとそれはびっくり箱だったのです。みんなはびっくりして倒れてしまいました。
この後も地図に描かれた他の宝を探しに旅は続きます。みんなは♪「かいぞく!かいぞく~」等と歌を歌いながら旅にでかけていきました。
プログラム2番 かえで組劇「まほうのおしろ」
10月中旬にあった観劇会で劇を見た子ども達は、「自分達も劇をやってみたい」という気持ちが大きくなってきました。「魔法使いが出てきたら面白そう!」「扉を開けたら違う世界に行ってしまうのはどう?」等と子どもたちのイメージがあふれてきました。イメージを遊びに変えながら少しずつかえで組のお話となっていきました。
あるところにきれいな星がありました。そこには動物たちと海賊と忍者が住んでいます。ですが、ある日突然ロケットが飛んできて、星が壊れてしまいました。途方に暮れていた動物や海賊、忍者たちは、魔法使いと出会い代わりのお家となる「まほうのおしろ」を探す旅が始まりました。
ここは魔法使いのお家です。物音に気が付いた魔法使いが外へ出ると、動物たちが倒れていました。
みんなが魔法使いに、自分たちの星にロケットが飛んできて星が壊れてなくなってしまったことを話しました。魔法使いは、この先に魔法のお城につながっている扉があることを教えてくれ一緒に探しに行くことになりました。
「扉よ開け~!」最初に扉を開けると…そこはチョコレートの世界でした。海賊、忍者は美味しそうなチョコレートをいっぱい食べてしまいました。お腹いっぱいで動けなくなたので、お腹をつついてチョコレートを出しました。チョコレートで体がどろどろになったところに雨が降ってきました。雨で体はきれいになりましたが、寒くなってしまいました。ウサギと黒猫が自分達の毛でみんなの体を拭いてあげました。
次にやってきた海賊や忍者たち。扉を開けると…ドラゴンの世界でした。海賊達がドラゴンにたくさんパンチをしましたが、ドラゴンも火をふきました。魔法使いが魔法をかけてを火を消してくれました。もう一度ドラゴンたちが強いパンチをすると…今度はみんなのパワーでドラゴンを倒すことができました。
次にやってきた動物たち、扉を開けると…そこは崖の世界でした。みんなは崖の下に落っこちてしまいました。その時、かわいい風船がふわふわ飛んできました。海賊と忍者は風船ではなく、本当のクマだと思いやっつけようとしています。
魔法使いが魔法をかけ助けてくれました。うさぎやカンガルー達のジャンプでが崖の上に上ることができました。
魔法のお城につながる扉ではなく違う扉を開けてしまったみんなでしたが、最後にみんなで一つ扉を開けました。「扉よ開け~」最後の扉を開け、無事にみんなは魔法のお城に着きました。みんなは魔法のお城でいつまでも仲良く過ごしました。
年長組では、各クラスの劇の他に、2学級を解体して作ったグループでの活動も行ってきました。
プログラム3番 ボールグループ
運動会でもらったボールで、いろいろな技に挑戦をしてきた子ども達。突く、投げる、捕る、蹴る等、自分はどんな動きが得意なのかを見せ合い、それぞれの得意な技を繋げて振りを作っていきました。
☆「となりのととろ」グループ
ボールを投げて拍手をする、ボールを頭に当てて痛い顔のポーズをする等、子ども達が挑戦するとことや楽しいアイディアがたくさん入っています。
☆「夢をかなえてどらえもん」グループ
ボールを揺らしてポンと上に上げる、ボールを投げて拍手をする等、こちらのグループもみんなで振りを考えて楽しんできたことをお家の方に見ていただきました。
プログラム4番 竹太鼓グループ
夕涼み会で職員の出し物を見て、子ども達は以前からやってみたいという思いがありました。グループの皆で音を合わせること、ポーズをとること、声を出すこと等、気持ちを合わせて活動してきました。
☆「りゅうじんだいこ」グループ
竹太鼓の音を楽しみながら、グループのみんなと気持ちを一つにして頑張っていました。ポーズを決めるところはみんなの気持ちが一つになっていました。
☆「ソーランぶし」グループ
こちらのグループも元気いっぱいです。年長組らしい大きな声と大きな動きがたくさん見られました。
プログラム5番 お家の方から「あわてんぼうのサンタクロース」
お楽しみ会で頑張った子ども達に、お家の方からの歌のプレゼントをしていただきました。お家の方が舞台に上がると子ども達は、笑顔でお家の方に手を振っていました。歌の後には、お家の方も達に向けて言葉のプレゼントもありました。
プログラム6番 歌「ともだちになるために」
最後は子どもたちの歌です。歌が大好きな子どもたち、歌詞の意味を理解し、気持ちを込めて歌う子ども達の表情がとてもかわいかったです。
歌が終わると…子ども達の前にサンタクロースが…!みんな目を輝かせて喜んでいました。
クラスや学年の仲間といろいろな活動に取り組んできた年長組の子ども達。自分の思いを伝えること、友達の思いを考えること…たくさんの経験をしながら、仲間と一緒に一つの物をつくりあげていく楽しさを十分に味わってきました。今日はお家の方に、あたたかい拍手をいただき、今までで一番のキラキラした笑顔が出ていたように思います。