2015.11.02
日常
雨の日・ドングリマラカス(年少組)
11月2日(月)
久しぶりの雨でした。子ども達は部屋や廊下で、ごっこ遊びを楽しんでいました。
年中きのこ組では、箱舞台に乗った男の子が両手を広げ、鳥が羽ばたくようにパタパタしていました。周りにも同じような動作をする子が何人かいました。
うしろを向いた時に見ると、黒い細長の不織布がついていました。「コウモリだぞ!」なんて言いながら、手をパタパタして廊下に出て行きました。コウモリごっこをしているようでした。
年中の隣の学級に行って見ると、頭にスズランテープの鉢巻をした男の子が、ウレタンの筒や新聞紙を丸めたものにビニールテープを着けて、何か作っていました。
出来上がるとウレタンの筒を背中に斜めに担ぎ、そこに新聞紙を丸めて作った剣を刺して、「忍者だあ~!」と言いながら、刀を抜いて戦いをしていました。忍者の使う刀やその莢を作って、にんじゃごっこをしていたのです。
女の子たちは、ウレタンの筒の先にスズランテープをはたきの様にたくさんつけたり、黄色の工作用紙で冠を作って被ったりしていました。お姫様ごっこにしてはスズランテープのはたきの様な物が何だろうと思っていました。
その女の子たちが廊下に出て、通りかかった先生に「ウサギになあれ。」と言いながら、ウレタンのはたきのようなものを振り回していました。魔女ごっこをしていたのです。冠を被った子も魔女?と思いましたが、同じようには滝のようなものを振り回していたので魔女のようです。先生は、ウサギの格好をしていました。
2階では、年長の子どもがカラービニルのマントを着けて楽しそうにじゃれ合っていました。こちらも魔女ごっこをしているようでした。
先週ぐらいから、どの学級でもごっこ遊びが盛んになり始めました。先生が、12月の「お楽しみ会」に向けて何か仕掛けを始めたようです。
年少組に行って見ると、子ども達が色を塗ったドングリを飾った木が2本置いてあり、そこの前にプリンカップにドングリを入れて大事そうに持った子ども達が並んで座っていました。
先週拾ってきたドングリを使って、何かしているようでした。
列の先頭には先生がいて、黄色とピンクのガムテープと空のプリンカップを持って何かしていました。
子どもに好きな色のガムテープを選ばせ、ドングリの入っているプリンカップと空のプリンカップを合わせて、選んだ色のガムテープで1つにして貼っていました。
バラバラにならない程度に貼れると、子どもにしっかり自分で貼らせていました。
拾ってきたドングリとプリンカップを使って、「ドングリマラカス」を作っていたのです。できるとすぐに振って、どんな音が出るか確かめていました。
そして、できた子ども達は一緒になって、先生に嬉しそうに音を聞かせていました。
さっそく拾ってきたドングリを使って次の活動に繋がるドングリマラカスを作ったようです。これを使って次はどんなことをするのでしょう。