2016.11.28
日常
来週は「お楽しみ会」 1
11月28日(月)
いよいよ来週は、「お楽しみ会」の週です。学級での劇遊びもだんだん形ができてきました。
年少組では、普段それぞれが成りたい動物になって、好きな時にその動物の好きな場所(室内にドングリ山、ミカンの森、昆布の海などが作られている)で好きに遊んでいました。今日は、初めて子ども達がなり切っているそれぞれの動物が、バスに乗って出かけるという話に乗って楽しみました。
いつも動物になり切った自分がいる、それぞれの場所に分かれてバスを待ちます。
どの場所にバスが来たか先生が言うと、そこの動物たちがバスに乗ります。そして途中で事件が起こります。そこで動物になり切った子どもが、それぞれ自分らしさを出して楽しみます。まだ話の流れが十分理解できていない部分もあるので、所々で先生の説明を聞きながら、場面間面を楽しんでいました。
初めてみんなでどんな話か話を聞きながら楽しんだので、いつもと少し楽しみ方が違ったようですが、皆でやったことでいつもとは違う楽しみもあったようです。終わった後、「もう一度やりたい。」という子がいたのが、それを表していました。話の筋は変わりませんが、成りたい動物が変わったり、楽しみ方が変わったりしながら「お楽しみ会」を迎えるのではないでしょうか。
年長組は、ホールで学年合同で「お楽しみ会」をします。先週までは、学級毎に相談して作った劇を、部屋で練習していました。今日からは、これまでやってきたことをホールの舞台で通してやっていました。
いちょう組は、グループごとにホールに来て自分たちの演じる場面をやっていました。
途中で先生と相談したり、子ども同士が意見を出し合ったりして、工夫した方がいいところを見つけて、見る人に楽しんでもらえるようにしようとしていました。
時々先生が、ホールの後ろを指差して何かを聞いていました。ホールの一番後ろの壁の所には、演じているグループの子どもが3人、立ったり座ったりして舞台の方を見ていました。どうやら一番後ろまで声が聞こえるかどうかを確認しているようでした。見て楽しんでもらうという気持ちがしっかり意識されている姿でした。
かえで組は、全員でホールに来て初めて最後まで劇を演じてみようとしていました。
それぞれの場面で演じる子ども達が舞台で演じている時、他の子ども達は観客席で見ていて、分かり難い点や直した方がいいところなどを出し合っていました。先生も工夫が必要な点などを言ったり、子ども達の考えを聞いたりしていました。
一つの場面が終わると、演じていた子どもと見ていた子どもいろいろ意見を出してもらい、話し合って少しでも楽しい劇になるようにしようとしていました。
「お楽しみ会」に向けての準備も、いよいよ終盤です。日常的に子ども達が自由に楽しんでいたことを、一つにまとめていく段階です。無理なく楽しく、そして見に来てくれたお家の人達も楽しめる物にしていくのは、なかなか難しいと思います。先生の腕の見せ所です。