2015.11.05
日常
花の広場へ園外保育(満3歳児学級)
11月5日(木)
満3歳児学級たんぽぽ組が、園バスで県立観音崎公園の花の広場に出かけました。たんぽぽ組が、園バスで揃って園外に出かけるのはこれが初めてです。初めてバスに乗る子もいて、「ライオンバスに乗れた。」とても嬉しそうでした。
花の広場に着くと早く走り回りたいようで、先生をせかしてどんどん歩き出しました。
広場の入口の方の草原に、季節外れのタンポポの花がたくさん咲いていました。先生が「皆の学級と同じ『タンポポ』が咲いているよ。」というと、子ども達はしゃがんで花を見たり、綿毛になっているのを吹いて飛ばしたりして楽しみました。
その後で花の広場にある木で作った動物を見ました。「豚かな?」とか「変なの。」なんて言いながら、置いてある所を1回りして見ていきました。
その後で、ススキの生い茂っている所に行き、かくれんぼを始めました。1人1人がバラバラに隠れるのでなく、固まってススキの陰に隠れました。すぐ側で鬼が、「もういいかい?」と聞くと、大きな声で「もういいよ!」なんて、すぐ見つかってしまう位大きな声で答えていました。
鬼になった子どもと先生が、「何処かな?何処かな?」なんて言いながら近づいていくと、あわてて隠れていた場所から別のススキの蔭へ皆で逃げていました。なんだかかくれんぼというより鬼ごっこかな?と思うようなかくれんぼでした。
鬼ごっこみたいなかくれんぼが、何時の間にが花の広場の斜面登りになり、皆で石の柱が立っている斜面の上に向かって走り始めました。
先についた子達は、斜面を転がって降りてきたり、まだ登る途中の子は4つん這いになり「猫です。にゃーご!」なんて言いながら登っていました。
皆が斜面の上まで辿り着くと、こんどは真ん中くらいまで走ったり転がったりして降りていきました。
そしてまた斜面の上まで走って登ってきました。
2回程それを繰り返した後で水を飲み、また鬼ごっこみたいなかくれんぼを始めました。隠れていて見つけられそうになると逃げるというのが楽しいようで、鬼が側に近づいてくると見つかっていないのに逃げ出します。歓声をあげながら逃げるのが何とも楽しそうです。どう見てもかくれんぼではありませんが、そんなことを気にする子は1人もいませんでした。やっぱり満3歳児学級だなと思いました。
斜面を登ったり下りたり、鬼ごっこみたいなかくれんぼをしたりしてちょっと疲れたのか、帰る間際は先生にくっついて飛行機やトンビを見上げて一休みしていました。
花の広場で1時間程度走ったり隠れたりして楽しんだたんぽぽ組の子ども達は、ちょっと園に帰るのが残念という顔で園バスの待っている所に向かいました。
まだ幼稚園に入園して数か月経った子も、1か月位しか経っていない子もすっかりたんぽぽ組の1員という気持ちが芽生えてきているようです。それだけでなく、斜面を昇り降りしたり、鬼ごっこみたいなかくれんぼで走り回ったりしても疲れて動けないなんて言う子がいないくらい体がしっかりしてきていることを見せてくれました。これからの学級としての活動が楽しみになってきました。