2016.03.07
日常
登ってジャンプ(年少組・年中組)
3月7日(月)
朝から激しい雨で、登園してきた子ども達はちょっと元気がありませんでした。外で遊べないからです。
先生たちは、そんな子ども達の気持ちを少しでも元気にしようと、部屋の中に巧技台を出しマットを敷いて巧技台に登ることと、そこからジャンプする遊びをしていました。
年少組では、高さの違う台を5段重ねにしてやっていました。子ども達の背丈より少し低いくらいの高さですが、登るのがなかなか大変そうで、台の角を掴んで必死になって登っていました。
登り終わるとちょっと得意そうな顔をして、台の上からマットにジャンプをします。勢いよく遠くまでジャンプをする子がほとんどです。でも、高い所からのジャンプはちょっと怖い子というは、先生に手を取ってもらってジャンプをします。手を取ってもらってジャンプをしても、できたととてもうれしそうです。それを何回か繰り返しているうちに怖さがなくなり、自信がついてきて自分一人でできるようになります。
年中の子ども達は、年少より少し高い台でやっていました。年中になると腕の力もつくので、登るのも素早いです。
ジャンプも先生に手を取ってもらわなければできないという子もいません。
もう一つの年中組では、さらに高い台でやっていました。台が高くなったので、腕の力だけでは登れません。手掛かりになるところに手が届かないからです。少し勢いをつけてきて、巧技台の前でジャンプして一番上の台の向こう側を掴み登ります。腕の力はあっても、それができないと体を引き上げることができません。
雨の日でも、こうした工夫をして少しでも体を動す時間をつくって、腕の力を付けたり、高い所から飛び降りる経験をさせたりしています。子ども達もできなかったことが繰り返すうちにできるようになるので、何回も挑戦して楽しんで体を動かします。できる子は、少しでも高く、遠くまで飛ぼうと繰り返すので、やっぱりたくさん体を動かします。