2016.02.12
日常
ミニミニオリエンテーリング(年長組・年中組)
2月12日(金)
先週の園舎内を使ったミニオリエンテーリングに続き、今日は園のある街中を使って「ミニミニオリエンテーリング」をしました。これは、来週の本番の時の約4分の1くらいの範囲内を、赤色の矢印を見つけながら園を出発して園に戻る単純なものです。それでも安全のためにお家の人にお手伝いをしていただきました。
矢印を辿って歩くことより年長と年中のペアの子どもが、自分達だけで道路を歩く時に交通安全に気を付けたり、協力してゴールに戻って来たりすることを経験させることが主な目当てです。出発前は、どの子も少し緊張していました。それぞれ肩から斜めに「なかよしかーど」を下げていました。
園庭の門から道路に出ると、早速赤の矢印が目に入りますが、その方向に進むには道路を横切らなければいけません。繰り返し左右を見て「よし、行くよ!」と年長の子が言って慎重にわたるペアが多かったです。年長の子は、道路を歩く時もペアの年中の子の手をしっかり握って端を歩いていました。
ペアになった子ども達は、次々に赤の矢印を見つけて、安心したように進んでいきました。
今回のチェックポイントは1か所だけです。そこにたどり着くと一安心という顔をします。そして、そこにいる先生に、「この先は矢印がありませんが、ペアの人と交通安全に気を付けて、しっかり園まで帰ってください。」と言われ、ちょっと不安そうな顔になりました。タッチをして、「大丈夫だよ、しっかりね。」と言われ、よしという顔になり出発していきました。
チェックポイントの後の交差点が、今日のコースの中では一番通行量の多い交差点です。先生やお家の人が立っていて見守ってくれていますが、交差点を渡るタイミングは子ども達が決めます。多くのペアが、けっこう時間をかけて慎重にわたるタイミングを決めていました。
そこを過ぎると園ももうすぐです。子ども達の顔が、自然にうれしそうな顔になります。
園庭の門を入るとゴールが見えます。足が速くなるペアがたくさんいました。「お帰り!」と声をかけると、「疲れた~。」というペアが結構いました。
ゴールでは嬉しそうに帰り着いたことを報告していました。報告すると、先生がご褒美シールを渡してくれます。そのシールを年長の子がペアの年中の子の「なかよしかーど」に貼ってあげていました。
全ペアが無事にゴールまで辿り着けてみんなが集まると、たくさんの子ども達が「なかよしカード」に貼ってもらったシールをうれしそうに見ていました。
本番の時は、ペアごとに辿る矢印の色が違います。また、歩く範囲も今日の4倍くらいの広さになります。難しさが数倍になる中で、ペアで協力して交通安全に気を付けて楽しく「オリエンテーリング」をしてほしいなと思います。