2015.11.06
日常
鉄棒(年長組)
11月6日(金)
主に女の子が多いのですが、1年を通してどの学年も鉄棒で遊びます。学年によって鉄棒での遊び方は違いますが、ただ何となくぶら下がる子、何か技が出来るようになろうと一生懸命練習する子など様々です。
最近年長の子どもは、目標を持って鉄棒に挑戦している姿が多くなりました。よく鉄棒で遊んでいる年長の子どもは、前回りは大抵出来るようになっています。ですから、今年長の子ども達が挑戦しているのは、逆上がりが多いようです。それができる子は、空中逆上がり(正式には、「後方支持回転」)に挑戦しています。
年長の子どもにもなかなか難しく、出来る子は数人(「鉄棒名人」などと呼ばれている。)だけです。ですから鉄棒名人になろうとしている子は、コツを先生に聞いたり、自分がどの程度なのかを見てもらって、どうすれば出来るようになるか聞いて頑張っています。
なかなかうまくいかない時は「鉄棒名人」に来てもらって、どうすれば出来るようになるか助言してもらいます。「鉄棒名人」は、自分のしている遊びを中断して教えに来てくれます。
それだけでなく実演して、大事なポイントを解説してもらいます。鉄棒の高さがあまりないので、先生が実演という訳に行きませんから先生もとても助かると思います。
それだけでなく、隣りで一緒に大事なポイントになる体勢の手本を見せてくれます。友達が挑戦するのを見ながら、大事な体勢を見本をしっかり見せてあげられるだけの余裕があります。
手本を示しながら一緒に空中逆上がりの途中までした後は、挑戦している子に同じことをしてもらいそれを見ながら助言をします。
「鉄棒名人」に教えてもらってもすぐに出来るようになるわけではありません。でも、先生から教えてもらうより、同じ学年の子どもに教えてもらう方が子ども達には励みになるようです。手に豆を作りながら一生懸命に練習する子、そして、自分のしたいことをちょっと置いといて友達のために役に立とうとする子、どちらもとてもすごいなと思います。そんな姿を見せてくれるのがほとんど女の子なのはどうしてなんだろう……?