2015.10.02
日常
鬼ごっこ(満3歳児学級)
10月2日(金)
満3歳児学級たんぽぽ組が、園庭の端の方にキティちゃんの顔と家の絵を20mくらい離れた所に描いて、先生とたんぽぽの子が1人が鬼になり「トン、トン、トン、何の音?」で鬼ごっこをしていました。
音を出している物が怖くない物の時は、その絵の中に居ていいのですが、「お化けの音。」と鬼が行った時は、もう一方の絵の中に逃げないといけません。
みんな「きゃー!きゃー!」と叫び声をあげながら逃げていました。
別の絵の中に皆が上手く逃げた所で、鬼がまた「トン、トン、トン?」と言いながら戸を叩く真似をします。子ども達は、「何の音?」と聞き、鬼が「電車の音。」とか「風の音。」と言うと、「ああよかった。」と言います。でも本当は、早くお化けの音と言ってくれるのを待っているのです。
鬼が「お化けの音。」と言うと、また「キャー!キャー!」と叫びながら喜んでもう一方の絵の方に逃げて行きます。
途中で掴まった子が、鬼に「ムシャ、ムシャ、ムシャ。」と食べられ、そこで鬼の交代です。
鬼に食べられて鬼になった子は、先生やほかの友達を追いかけます。と言っても、追いかける一番の目標は先生です。
鬼になった子は、「ガオウ!」と吠えながら、思い切り怖い顔を作って追いかけていました。
途中からは、大きな吠え声を出すことと怖い顔をすることが面白くなったのか、逃げる子を追いかけるより相手の側に行くとそれを一生懸命していました。
逃げる方も、その声と顔が面白いのでわざと捕まりそうになりその声や顔を楽しんでいました。
安全地帯の絵の中に逃げ込んでも、絵の中に入れない鬼が吠えたり怖い顔をしたりするのを面白がっていました。
満3歳児の鬼ごっこは、鬼が追いかける時もあるし、鬼が追いかけられる(?)なんて言う考えられないようなことが起きます。また、途中からまったく別の遊びになってしまうことも度々です。それでも何人で集まって遊ぶ楽しさを経験する大事な時間になっています。