2016.09.09
日常
「みんなのいえ」
9月9日(金)
今日も残暑が厳しい1日でした。子ども達は園庭の真ん中付近の木陰にある「皆の家」の所で何やら楽しそうに話しながら遊んでいました。いつもたくさんの子ども達が、入れ代わり立ち代わりこの「みんなのいえ」でいろいろな遊びをしています。でも、今日のような日は、「みんなのいえ」の所は木陰で涼しいので同じ子どもが長いこと遊んでいました。
「みんなのいえ」の周りには、木のベンチやテーブルが置いてあるので、いろいろな遊びを楽しむにはちょうどいいようです。
「みんなのいえ」という札のかかった正面入り口の両側には、大きな窓があります。この窓は、家の中にいること外の子がいろいろやり取りするのにちょうどいいようで、中の子が外の子の注文を聞いて、砂や泥を使っていろいろ料理を作り、それを窓から外の子どもに渡したりして楽しんでいます。
外の子ども達は、中から渡されたものを食べる真似をして楽しそうです。
後ろは大きく口が開いていて正面より出入りが簡単ですが、見ているとあまりそこから気軽に出入りしないで正面の出入り口を利用しています。子どもたちなりに何か拘りがあるようです。
周りに置いてあるベンチやテーブルも、その時々に用途が異なるようです。料理を作る場所になったり、他で遊んでいた子がちょっと休んだり、料理の注文をしてそこで食べたりしています。
木陰の「みんなのいえ」のような存在は、今日のような暑い日もそうですが、他の季節もとても人気があります。家の形はしていますが中は何もなく、開口部がたくさんあるにもかかわらずちょっと囲まれた感じが、子ども達の遊びのイメージを豊かにしてくれるようです。