2016.12.01
日常
ガラクタ音楽隊(年中組)
12月1日(木)
年中つくし組で、先生がティッシュペーパーの空箱と何かの空箱を繋げた物を子ども達に見せ、持ち主を探していました。
座って待っている子ども達の前には、お菓子の空箱やプリン、アイスクリーム、乳酸飲料の空容器を組み合わせて作った正体不明のものが置いてありました。手に、割りばしの先にアルミホイルを丸めてお団子にし、それをつけた木琴の撥のような物を持っている子もいました。
お菓子の空箱や乳酸飲料の空容器だけでなく、アルミホイルの芯やポテトチップスの入れ物、ペットボトルの蓋などを使った大がかりなものもあります。
先生が、テープレコーダーで「ドラえもんの歌」を流がすと、子ども達はそれに合わせて思い思いに自作の正体不明のものを、割りばしにアルミホイルで作って木琴の撥のような物やアルミホイルの固い芯で叩き始めました。
皆同じように叩く物だけかと思って見ていると、ティッシュペーパーの空箱の穴の開いたところに輪ゴムを渡して、それを指で弾いて音を出している子もいました。
ペットボトルの蓋にアイスキャンディーの平たい棒を貼り付けて、それを順番に指で押して、音は出ていませんが音楽に合わせている子もしました。子ども達がそれぞれ持っていたのは、得体の知れない物ではなく、自分で工夫して廃材を使って作ったオリジナルの楽器だったようです。
少しの間テープレコーダーの音楽に合わせて自由に音を出して楽しんでいましたが、先生が「皆で合わせてやろうといった『世界は一つ』をやろう。」と言って、歌を口ずさみ始めると、子ども達もそれに合わせてまた自作の楽器を鳴らし始めました。
最後まで行くと、先生が「今度はピアノの伴奏に合わせてやってみよう。」と言って、ピアノを弾きはじめました。何だかさっきより子ども達の鳴らす自作の楽器の音が、リズムに乗っいました。子ども達もピアノの音に合わせて、楽しんで自分の楽器の音を出しているようでした。楽しい「ガラクタ音楽隊の音楽会」と言うところでした。