2017.02.16
日常
近所の公園へ(満3歳児学級)
2月16日(木)
満3歳児学級たんぽぽ組が、近所の公園に出かけました。たんぽぽ組は、2月に1人増えて8人になりました。園内での生活にすっかり慣れ、友達関係もずいぶん強くなってきています。そこで今日は、少し環境を変えて皆で楽しもうと、近所の公園に出かけることにしました。
公園に向かう道は、途中から緑の多い緑道なので、子ども達はあっちを見たりこっちを見たりしていろいろな物を探しながら歩きました。花を見つけると匂いを嗅いで、「いい匂い。」なんて口々に言っていました。
公園に近づき、いろいろな遊具が目に入ると早く遊びたいという感じで自然に足が速くなりました。公園の入り口では、満開の菜の花が子ども達を迎えてくれました。子ども達はその花を見て、遊びたい気持ちをちょっと押さえて、側によって見たり、匂いを嗅いだりしていました。
先生の話の後、それぞれが自分の好きな遊具で遊びました。初めは、皆乗って遊ぶ遊具に飛びつきました。
すぐにそこを離れると、滑り台やのぼり棒、ロッククライミングなどが一つになった遊具で楽しみだしました。
暫くその遊具を楽しんだ後は、ロープで作ったジャングルジムに挑戦し始めました。一番下の部分だけでしたが、自分の力で登って嬉しそうにしていました。ほんの短い時間でしたが、園には無い遊具を次々に楽しんでいました。
先生が「帰るよ!」と声をかけると、子ども達はもう少し遊びたいという顔で集まってきました。「また来ようね。」と言って先生が公園に向かって手を振ると、子ども達も「またね。」なんて言いながら園に向かいました。
帰りの緑道でも、周りのいろいろな物に目を向けながら歩いていました。剪定して「V」の枝がたくさん残った木を見て、「どうして皆『チョキ』を出しているのかな?」なんて「V」型の枝を見て、ジャンケンを連想して話していました。いかにも満3歳だなあという会話でした。
枝だけの植え込みを触ってみたり、ジンチョウゲの花の匂いを嗅いだりしながら園に帰ってきました。
たんぽぽ組の子ども達は、これまで高台避難訓練で園外に出た経験はありますが、その時は少しでも早く高台の避難先に行くために、ひたすら歩くだけでした。今日は、ゆっくりといろいろな物に目を向けたり、友達と会話を楽しんだりしながら公園に向かいました。行った先でも、短い時間でしたが楽しみました。そして、帰りも行きと同じようにゆっくりいろいろなことを楽しみながら園に戻りました。約1時間位でしたが、皆しっかりと歩き、大いに楽しみました。