2016.04.21
日常
今年度最初の避難訓練
4月21日(木)
今年度の第1回目の避難訓練がありました。避難訓練は、8月を除いて毎月あります。まぼり幼稚園は、海に近いこともあるのでそれだけでなく、各学期に2~3回くらい子どもの発達段階に合わせて津波に備えて高台等への避難訓練もしています。
今日が新学期になって初めてなので、新入園児に避難訓練の時の「非常放送」や「サイレン」に慣れてもらうことが目的なので、園社外への避難行動はとりませんでした。非常放送で、「これから火事や大きな地震の時に、皆に知らせるサイレンを鳴らします。」と知らせて、サイレンを鳴らしました。
年少の部屋では、先生が「サイレンが鳴ったら、耳を働かせてしっかり聞いてください。」と話をしていました。
子ども達は神妙な顔で聞いていましたが、大きな音でサイレンが鳴ると、びっくりして泣き出す子がいました。
先生はその子に、「大丈夫だからね。」なんて言いながら、火事になった時はどうすればいいかの話を始めました。
煙が怖いので、口を覆うものがあればそれで口を覆い、先生の言うことをよく聞いて逃げるということを話していました。年中組でも同じような話をしていました。
年長の子ども達は、部屋が2階にあるので非常階段を降りるときの注意を、実際にやりながら覚えていました。
子ども達の避難訓練に先立って新学期の始まる前に、全教職員で高台へ避難するときの経路や、途中で特に注意を要するところ、避難先の公園などを確認しました。
避難訓練が訓練だけで終わってくれればいいですが、いつどんな災害に見舞われるかわからないので、毎月の避難訓練や高台への避難等は、幼児といえどもしっかりと経験させておき、いざという時にしっかれ命が守れるようにしておきたいと思っています。