2016.05.18
日常未就園児
次から次へと(年少組)・未就園児ご招待デー(未就園児)
5月18日(水)
次から次へと(年少組)
最後の登園バスが着き支度をしてできた年少の子どもが2人が、とても楽しそうに2階のテラスまで行き滑り台を滑って降りてきました。滑り台を楽しむのかと思ってみていると、滑り降りたところの土いじりを始めました。
土いじりをほんの少しした後は「みんなのうち」の側まで行って、そこにあったお皿に土を乗せておままごとを始めました。
おままごとの後は木登りに挑戦するらしく、皆がいつも登っている木の方に2人で行きました。木登りはうまくいかなかったようで、すぐに雲梯を登り始めました。1,2段登ってぶら下がり、満足したようで次に固定遊具のある方に移動し始めました。
まず初めにミニ滑り台に登り、嬉しそうに滑り降りました。そしてすぐ横にある木製の遊具に、他の学年の子どもに交じって恐々上りました。降りる時は、先生に体を支えてもらっておりました。
繰り返して同じことをするのかと思ったら、横にあった登り棒に取り付きました。初めから登り棒を登る気はなかった (自分達には登れないと分かっていた。) ようで、登り棒の周りを1回転するとタイヤの方に行きました。タイヤの両側からお互いに覗き込み、面白がっていました。
タイヤの所でそれを2,3度繰り返し、ジャングルジムの下を通って三角山に行きました。1人の子が綱を使って登ろうとすると、もう1人の子が後ろから押して助けていました。でも3分の1も登れずあきらめたようで、ジャングルジムに戻りました。
ジャングルジムでは、1段登ったところでその上には進まず、すぐ降りて土場に向かいました。
土場では「泥団子の作り方」パネルを見て、土を丸め始めました。でも乾いた土だったのでうまくまとまらずにお団子作りは終わりました。
そして今度はブランコに向かい、2人で楽しそうにおしゃべりをしながら乗っていました。途中から年中の子も一緒におしゃべりに入り、楽しそうにしていました。
ブランコが終わると部屋の前のテラスに戻ってきました。テラスは、誰かが流した水で、ビショビショになっていました。そのビショビショの中を年中の子が裸足で歩いているのを2人は見て、自分たちもその濡れたところに入って行き、水に触って何かを確かめていました。
その後、2人は急いで部屋の入り口で靴と靴下を脱ぎ、裸足になり年中の子どもの真似をして水溜りに入りちょっと遊びました。
そして裸足のまままた雲梯に行き、今度は両側に別れてさっきより上まで登りお互いに顔を見合ってすぐ降りました。
降りると今度はビオトープの所に行き、ビオトープの横にある台に腰掛け、「ここ、あたし達の家だよ。」なんて言いながらビオトープをのぞき込んでいました。
他の学年の子ども達が入ってくると、「あたし達の家」のイメージが壊れたのか、2人そろって出て行ってしまいました。
そして今度は鉄棒の所に行き、2人で2、3回ぶら下がりました。それで満足したようで、その後は部屋の方に向かいました。
登園してきてから約1時間半近くの時間を2人の年少の子どもは、次から次にと遊びを変えて楽しんでいました。まだ1つの遊びに夢中になるというのには程遠い姿ですが、他の学年の子のやっていることを見て真似をしたり、目についたことに挑戦してみたりといろいろやってみて自分たちに会う遊びは何かを探っている段階の様です。
それにしても、1時間半近くを2人で一緒になって楽しめるなんていいなと思いました。
未就園児ご招待デー(未就園児)
今日の「未就園児ご招待デー」から未就園児学級(いちご組)が始まります。
会の始まる前に、手遊び歌「あたま・かた・ひざ・ポン」でちょっと手遊びでウォミングアップです。
園長のあいさつの後は、年少の担任による手遊び歌「わにの家族」でみんな楽しみました。
その後は、年中の担任の音頭で「手をたたきましょう」を皆で動作をつけて楽しみました。
歌の後は、年長の担任のマジックでした。簡単なマジックですが、未就園の子どもには(お家の人にはかな?)大うけでした。
マジックの続きで、年長の担任が宝箱からアイスクリーム(紙で作ったもの。)を出し、それを皆に配りました。紙で作ったアイスですが、未就園の子ども達はうれしそうでした。
次にこれからの未就園児学級(いちご組)の活動の一部を、「アンパンマンの歌」を交えながら説明しました。
最後は先生たち全員による「大きなカブ」の劇でした。繰り返しの劇なので、未就園の子どもにも分かり易く、みんな真剣に見ていました。
先生たちの劇で「未就園児ご招待デー」は終わりました。未就園の子ども達は、帰る時にお土産をもらい帰って行きました。
いよいよ来週から未就園児学級「いちご組」が始まります。予約も費用もいらない学級です。気軽に参加して、皆で子どものいろいろなことを情報交換したり、子どもが他の子どもに興味をもったり、幼稚園児の園での生活の様子を知ってもらったりする場になればいいなと思っています。