2015.09.25
行事
防火教室
9月25日(金)
朝から雨ふりで、子ども達は園舎内でエネルギーを少し持て余し気味でした。いつもならホールで発散できるのですが、今日はホールで「防火教室」があるのでいつもの様にはいきません。
部屋で先生から防火教室の話を聞き、ホールに集まった子ども達はどんなことがあるのか楽しみいっぱいと言う感じでした。
消防署の人の話の後、「こぎつねの消防隊」と言う可愛いアニメを見ました。少し長いアニメでしたが、どの学年も一生懸命見ていました。
その後で、消防署にあるいろいろな役割の車の写真を見ながら、どんな仕事をするのか話を聞きました。消防自動車や救急車の写真には、自分達の知っていることを嬉しそうに口に出していました。
写真の最後にライターに火をつけている写真が出て来て来ました。消防署の人が、「ライターを使ったことがある人?」と聞くと、3分の1くらいの子が手を挙げました。消防署の人がびっくりしてもう1度、「本当にライターを使ったことがある人?」と聞くと、今度は3分の2くらいの子が手を挙げました。
本当にライターを使ったことがある子は殆どいないと思いますが、聞かれるとすぐに「知ってる!」とか「できる!」と答える幼児らしい反応です。消防署の人に、「子どもは絶対にライターなんか使ってはダメです!火事のもとです。」と強く言われ、頷いていました。
最後に、年長の代表の子ども数人が、子ども用の消防服を着せてもらいました。消防服を着た年長の子どもに来た感想を聞くと、「重たい。」とか「暑い。」とかいう答えが返ってきました。ちょっと得意げに、「かっこいい。」なんて言う子もいました。
ホールでの「防火教室」は終わりましたが、その後玄関前の駐車場に止めてある消防車を順番に見学しました。
見学の順番を待っていた年長の子どもには、消防署の人がどうしたら消防車に乗れるか話してくれました。その話の最後に、「絶対に消防車に乗れる方法は、……消防署員になることです。」と言いました。その話に子ども達は大喜びをしていました。
自分達の見学の番になると、消防車のいろいろな部分について興味津々で質問をしていました。
短い時間でしたが、学年によって違いますが子ども達にとってはいろいろ興味深い「防火教室」だったようです。将来消防署で仕事をしたいと思った子どももいたのではないでしょうか。