文庫幼稚園

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2016.07.11

日常

大プール納め

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1学期も残すところ、あと4日間になりました。

今日は大プール最終日だったので、

お天気に恵まれ、思う存分楽しむことができました。

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体操広場のひまわりが、ひとつ咲きました。

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夏の到来を感じさせるように

体操広場がぱっと明るくなりました。

2メートル近くにもなるヒマワリですが、

花は小ぶりでかわいらしいです。

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ヒマワリが一面に咲いたら、どんなに素敵でしょう。

カサブランカの花もまもなく咲きそうです。

 

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青々とした稲がすくすくと育っています。

 

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大プール最終日にふさわしいお天気でした。

子どもたちは思い切り水遊びを楽しみました。

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楽しそうな子どもたちの様子を見守っていると、

すぐに水鉄砲の水が勢いよくとんできます。

油断できません。

明日から午前保育になります。

暑い場合は、小プールなどで水遊びをする予定です。

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さて、少し前のことになりますが「オオムラサキ騒動」

顛末についてお伝えします。

戴いたエノキの葉っぱについていた幼虫。

いろいろと調べたところ、背中にある4つの突起と

2本の角からエノキを食種にしている

オオムラサキの幼虫ではないかということになりました。

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オオムラサキのオスは青紫色、メスは茶紫色をしていて、

その勇ましく堂々としていて、華麗であることから

国蝶に選定されているのです。

子どもたちも保護者の方々も、職員も

幼虫から蛹の成長を見守り、成虫になるのを心待ちにしていました。

ある日のこと・・・・。園庭に出ていると子どもたちが大声で

「先生、大変!生まれたんだよ。」の声。

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まるで葉っぱのような形の蛹から無事に生まれた蝶。

しかし、どう見ても青くありません。

子どもたちと一緒にいつか羽が青く変化するのでは?

という思いで見守っていましたが、一向に変わる気配がありません。

どうやら、違う種類の蝶だったようです。

この蝶を観た保護者の方が調べてくださったところ、

アカボシゴマダラだったのです!

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実は、オオムラサキの幼虫の4つの突起はみな同じ大きさですが、

アカボシゴマダラは4つの突起のうち3番目だけが大きく、

おしりの部分がVの字になっているという

実によく似た姿だったのです。

その区別まで調べていなかったので、

ずっとオオムラサキだと思い込んでいました。

しかし、アカボシゴマダラチョウもとても

美しい蝶でした。無事に蝶になるまでの数週間。

まさかの展開になりましたが、

子どもたちと共にワクワクしながら観察して

きた経過はとても楽しく充実したものであり、

一緒に学ぶことができた貴重な体験となりました。

来週から始まる夏休みには、またどのような

昆虫との出会いが待っているのでしょうか!

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今日は、高校1年生になった卒園生が

遊びに来てくれました。

大きくなっても尋ねにきてくれて

とても嬉しかったです。