2016.11.18
日常
素敵な言葉
今年は柿がたくさん実り、何回も食べることができました。
その都度、園長先生が木に登り収穫してくださいましたが、
残りの柿は鳥たちがついばんでいます。
今朝もヒヨドリがやってきました。
ヒーヨ ヒーヨ と大きな声で鳴いていました。
おいしい柿があると、仲間に知らせていたのでしょうか?
少し前までうろこ雲、ひつじ雲、いわし雲などの秋の雲が浮かんでいた空。
今朝は冬の空に変わっていることに気が付きました。
「ドーナツみたいな雲だね。」子どもたちが空を見上げてそう言っていました。
年中さんが育てている大根とチンゲン菜。葉っぱを間引き、お味噌汁を作りました。
掘ってきたお芋も入れることにしました。
登園してきた子どもたちから順番に、野菜を切っていきました。
素材の甘みが浸み込んだとても美味しいお味噌汁でした。
野菜が苦手な子も、おかわりをしたほどの美味しさでした。
「ご馳走さまでした。美味しかったです。」と、
空っぽのお鍋を抱えて職員室にやってきた年中さん。
具だくさんのお味噌汁にすると、お野菜も美味しくいただくことが
できますね。これからの季節にお勧めです。
お昼の後は、体操広場で自転車や三輪車、一輪車が楽しめます。
園庭開放で練習をしていく子もたくさんいます。
今日は、ちょうどのタイミングで初めて補助なしに乗れた瞬間に
立ち会うことができました。
嬉しそうに乗っている年中さんの姿を見て、
この後、何人もの友達がやってきました。
「〇〇ちゃん、すごい!」「よかったね。」と自分のことのように喜んだり、
「先生、〇〇ちゃんは今日初めて乗れたんだよ。」と教えてくれたり
したのです。友達のことを応援したり、素直に喜んで声を掛けたりできる
子どもたちにも感動しました。温かい言葉です。
さて、さやま幼稚園には夏休みを利用して海外から短期入園される
お子さんがいます。昨年と今年の夏に体験入園した年中さんと、
再び一緒に過ごせることになりました。
再会を心待ちにしていた子どもたちは、嬉しくて仕方のない様子でした。
「〇〇ちゃんだ!元気だった?」「月曜日から一緒に遊ぼうね。」
「わたしの作った折り紙をあげるね。」「わたしもいいものあげるから。」
「待っているね。」「ノンタンでも遊ぼうね。」
「りす組だけれど、一緒に遊ぼうね。」など・・・・
子どもたちから次々に、歓迎の言葉が続きました。
なんて温かい素敵な言葉かけなんだろうと、聞いているこちらも嬉しくなりました。
さやま幼稚園では、「遊び大好き・友達大好き・自分大好きな子どもたち」に
育ってほしいと願っています。子どもたち一人一人の良いところを
たくさん見つけ、伸ばす援助を心掛けています。
この場面からもたくさんの良さを感じることができました。

