2017.09.21
自然
藍染め体験☆大人編
連休明けの19日(火)に希望された年長の保護者の方を対象に、藍染め体験を実施しました。
ここ数年、年長さんが種から育てた藍をつかい、藍染めTシャツづくりをしています。
毎年、天候や気温などに生長が左右される藍。なかなか育たず苦心することも多くあります。
しかし、今年は順調に育ち、子どもたちがつかう量を上回るほどの大収穫となりました。
そこで、ご希望の年長の保護者の方々を対象に藍染め体験をしていただいたのです。
午後1時から4時の予定で始めました。予め採集し、茎からは葉っぱを摘み取っておきます。
その葉っぱを保護者の方々に細かくしていただくところから始めました。
染めたいものは一度水通ししておき、お湯に浸しておきます。こうすることで染まりがよくなります。
はさみを使い、細かく切っていくと・・・こんもり山になっていた葉っぱがたらいの底に
こじんまりするほどの量になりました。
そして、ネットにいれます。人数分計量した水の中で、時間をかけて丁寧に揉みだしていきます。
この工程に時間をかけるとしっかりとした染料ができます。
20分~30分ほどすると、感触が変わってきます。
その中に薬剤を入れて、よく混ぜていきます。こうすることで、しっかりと染まるようです。
やっとできた染料の中に、お湯に浸しておいた布やバッグなどを入れます。
よく浸るようにバケツに移し替えていき、約2時間近く置いておきます。
さて、その待ち時間を利用して「藍の茎リース」に取り組まれた保護者の皆様。
これは、年長の子どもたちも遊びの中で楽しんでいるものです。
和気あいあいと和やかに作られていました。
リボンをつけ、とても素敵に仕上がっていました。
すっかり、藍染め職人になったような年長担任。
「そろそろ、いいでしょうか。」と、染まり具合をチェックしました。
ここからが藍染めの醍醐味です。
空気に触れ、少しずつ藍色に変化していく過程をご覧ください。
若草色から徐々に変化し、美しい藍色になりました。
輪ゴム、ひも、糸などで思い思いに絞られた柄がまた、いい味を出しています。
草木染め、とても楽しいです。大満足の藍染め体験となりました。
個性豊かな染まり方になり、それぞれ異なるところが魅力です。
参加してくださった保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。