2016.09.17
研究・研修
研究保育(年中きのこ組)
9月17日(土)
年中きのこ組の研究保育がありました。1学級だけの登園なので、子ども達はいつもと少し勝手が違うようでした。でも、遊び始めると自分たちの好きな遊びをのびのびと始めました。
研究保育は、日常人の保育をじっくり見たり見られたりすることができない担任の保育力を高めるための研究会です。研究保育をする学級の担任は指導案を作り、それに従って保育をします。他の学級の担任はそれを見て、その担任の保育のいい面や課題等を見て、協議会の時に話題にし、皆の保育に役立ったり一人一人が力を着けたりします。ですから、指導する教師の子どもに対する目配りや気配り、言葉掛けとうを詳しく見て必要なことを記録していきます。
一斉活動の時も、その活動のねらいと担任の動き等を丁寧に見て、いろいろなことを記録します。今日の研究保育の一斉活動は、「折り返しリレー」でした。ねらいは、「友達と一緒に思い切り走ることを楽しむ」です。普段から遊びの中で、仲のよい友達とは楽しんでいますが、今日は、学級で男女対抗の折り返しリレーをしました。。
年長組の学級対抗のリレーの様子などを見ているので、男女対抗でやるということで少し勝ち負けを意識した子もいるようです。でも、多くの子は、自分が走る時の相手に負けないようにという気持ちが強いようで、横を走っている相手を見ながら一生懸命走っていました。
1回戦目は女の子のチームが勝ち、喜んでいました。男の子のチームの中の何人かが勝ちたくて、「もう1回!もう1回!」と女の子に言って2回戦目を始めました。途中から夢中になり誰が最後かわからなくなり、2回走る子が出てきてしまい、いつ終わるのかわからなくなりました。先生が適当なところできって、2回戦目は男の子の勝ちにしました。男の子は大喜びをして、それで男女対抗の折り返しリレーは終わりました。子ども達は、まだあまりチームとしての勝ち負けにはこだわりがないようです。自分が一緒に走る相手に負けないように走るのが楽しいようです。
保育が終わった後、協議会をしました。そこでは、子どものかかわりや教師援助の在り方等について話し合いをしました。