2016.07.02
研究・研修
研究保育(年少組)
7月2日(土)
まぼり幼稚園では、教員の研修のために各学級ごとに研究保育を行っています。今日は、年少ゆり組の研究保育でした。
最初は、自分たちの学級の友達しかいない広々した園庭で、どうしようかと少し迷っているようでしたが、自分たちのしたいことが自由にできるとわかると、いつものように自分のしたい遊びを楽しそうに始めました。特に砂場に大勢の子が集まって遊んでいました。
1学級だけの登園なので、学級の友達が全員登園してくるまでの時間が短かったので、遊ぶ相手が少し違っていました。そのことが、遊びの違いにも出ていました。玩具の篩を20個くらい重ねて、上から水を入れてしばらく経ってから下から水が出てくるのを楽しんでいる子もいました。
面白がってその遊びを繰り返しているうちに重ねた篩が倒れました。倒れたら倒れたで、横から水を注ぎ反対側から出てくるか確かめていました。新しい遊びを見つけたという感じでとても楽しそうでした。
いつもより遊ぶ時間が少し少なかったのですが、自分たちの学級だけでしたいことをして遊んだので子ども達は満足そうでした。
遊びの後の一斉活動では、それぞれの子どもが1枚の新聞紙を使って、それをいろいろなものに見立ててイメージの世界を楽しみました。
たくさんの先生たちが見ている中で、子ども達はいつもと違うなという顔でイメージの世界を楽しんでいました。
保育の後の研究会では、新採の担任から今日の保育について自分の考えていたこと、実際の子どもの様子、どんなことを課題として捉えたかなどの話があり、他の教員がそれぞれ自分の考えを出して話し合い、課題にどう向き合えばいいかなどの助言をしました。
新採の保育を皆で見て、保育の資質を高めるためにいろいろ意見を出し合いますが、それは新採だけのためでなく、他の教員の日常を振り返ったり、保育を変えたりするいい機会でもあります。
西武学園の5園は、全員で集まって保育の質を高める研修を年4回行っています。それだけでなく、今回のような、研究会を各園で年に10回近く行ってい教員1人1人が自分の力をつけることに努力しています。