2020.01.17
2020年1月行事
誕 生 会
今日は暖かい陽気に恵まれました。
冬の日差しを受けて、色鮮やかに咲きだした蝋梅の花。とてもいい香りを放っています。
植樹してから1年が経過し、たくさんの花をつけています。
年長の女の子が「体操広場に咲いている黄色いお花の名前はなんですか。」と聞きにきました。「蝋梅だよ。」と伝えると、「そうだ!思い出した。」と喜んでいました。その姿に心が温かくなりました。
本日は1月の誕生会を行いました。
インタビューでは名前と好きな色をしっかりと答え、友達からたくさんの拍手をもらいました。お誕生日おめでとう!
園長からは「冬の星座」を奏でました。「目を閉じて、星空を思い浮かべて聴いてください。」と話すと、子どもたちは目をつぶっていました。
しっとりと心地よい時間でした。
さて、職員劇は「十二支のはじまり」をさやまオリジナルバージョンで演じました。
昔、昔、人間もまだ生まれていなかった大昔の年の暮れのことです。
動物たちが昔あそびをしているところへ、神様がやってきました。
「もうすぐお正月だ。正月の朝、わたしのところへきなさい。
来たものから12番までを順番に、1年ずつその年の大将にしてやろう。」と話があり、動物たちは自分こそは一番になりたいと大騒ぎになりました。
しかし・・・・。
猫だけはこの日をいつだったか忘れてしまいました。
猫はねずみにいつのことか聞くと、「それは、1月2日だよ。」と間違えたことを教えられました。
前の晩から準備を始めていたうしは、出発しました。
それを見ていたねずみは、こっそりとうしの背中に飛び乗りました。
朝、御殿の門が開くと、真っ先に飛び込んだのはねずみでした。
残念なことに、うしは二番目でした。
そのあと、とら、うさぎ、たつ、へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのししの順に着きましたが、ねずみに騙されてしまった猫は「もう遅い。」と神様に笑われてしまったのです。
それ以来、猫はねずみを追いかけるようになったということです。
おしまい。

