2019.04.25
2019年 4月
誕生会
園庭の八重桜が昨日の雨風で散り、一面ピンクの絨毯のようでした。
戸外に出てきた子どもたちは、「うわぁ~綺麗!」「雪が降ったみたい!」と
大喜びで花びらを集めて楽しんでいました。
砂場のケーキにデコレーションしたり、桜のお団子を作ったりと
いつもの砂場遊びがより華やかになりました。
花びらをタライいっぱいに集めて、桜のスープを作っている子もいました。
今日は今年度最初のお誕生会がありました。
8名の誕生児と4名の職員のお祝いをしました。
インタビューの『好きな食べ物』では、「キャベツ」「ふりかけご飯」「からあげ」「イチゴ」
「お寿司」などたくさんの食べ物を答えてくれました。
4月のお誕生日、おめでとうございます。
園長からは、♪君をのせてのリコーダーのプレゼントがありました。
「この曲知ってるー!」とその音色に聞き入っていた子どもたちです。
職員劇は「はなさかじいさん」でした。
あるところに、優しいおじいさんと欲張り爺さんが隣同士で住んでいました。
ある日、優しいお爺さんのところに子犬が逃げてきました。
お爺さんは、その犬に『ポチ」と名をつけて可愛がりました。
ポチが裏山で「ここ掘れワンワン!」と言うので、そこを掘ってみると
あら、不思議!中からザクザクとコインが出てきたのです。
それを見ていた隣の欲張り爺さんも真似をして掘ってみてみるも、へびや蛙が出てきたので
怒ってポチを殺してしまいました…。
悲しんだ優しいお爺さんはお墓を作り、木を埋めると、その木はどんどん育ち立派な木になりました。
その木で臼を作り、餅をつくとまたまた不思議!お餅が小判に変わったのです。
これを見ていた欲張り爺さんも真似してみるも…今度は餅が泥団子に変わり、
顔中を真っ黒にしてしまったのです。
怒った欲張り爺さんは、その臼を燃やしてしまいました。
悲しんだ優しいお爺さんは、その灰を集めて畑に巻くことに!
するとまたまた不思議!枯れた木が光り始め、桜の花を咲かせたのです。
「枯れ木に花を咲かせましょう!」「枯れ木に花を咲かせましょう!」
そう言って、村中を花いっぱいにして幸せに暮らしましたとさ。めでたし!めでたし!
泣いていたひよこさんの涙も止まり、じっくりと職員劇を見入っていた子どもたちでした。