文庫幼稚園

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2022.11.24

自然2022年11月

どんぐり拾いへ☆年少

今日は暖かく、とてもいいお天気に恵まれた中、延期になっていました年少さんの園外保育へ行きました。幼稚園の近くの林でのどんぐり拾いが目的です。ハイツ内の木々の紅葉や山茶花などを見ながら、並んで上手に歩くことができたひよこさんです。今日は風の強い日で、葉っぱが舞い降りてきたり、木々の揺れる音がしたりして、いろいろなことを感じとることができた道中でした。年長さんや年中さんが園庭から「いってらっしゃい!」と見送ってくれました。

 

道路を渡る時に右左右をしっかり確認することができ、車が来た時も道の端に寄って待つことができました。

 

片道20分ほど歩くと、素敵な林が見えてきました。「うわ~すごいな。」と子どもたち。雨上がりのしっとりとした林は、木々がより瑞々しく感じられました。林での過ごし方について話を聞いてから早速どんぐりを探すことにしました。牛乳パックで作ったかわいいカメさんのバッグは、蓋が開け閉めできるのでどんぐりを入れるのに最適です。中に入れる度にころん、ころんといい音が響きました。「こんなにあったよ。」「いっぱい集まったね。」と嬉しそうに見せてくれました。

 

とても大きな葉っぱが一枚落ちていました。ほおの葉でしょうか。子どもたちはその大きさに驚いていました。

 

どんぐり拾いに夢中になっていると、時折、木々のざわめきが聞こえてきました。子どもたちは手を止め、木々を見上げていました。その様子がまるで絵本の世界のようで素敵でした。

 

ひとりの男の子が「ブルーベリーがあった!」と言い、周りにいた友達が集まってきました。茶色い落ち葉の中からひと際鮮やかな青色の実が輝いているではないですか。これには子どもも大人も大興奮です!ブルーベリーに見えたのは、竜のひげです。幼稚園にもありますが、まだ緑色のうちに採ってしまうため青色になるのが見られないのです。

「どんぐりよりすごいよね。」という会話が聞こえてくるほど、子どもたちを感動させてくれた青い実。思いがけない発見がありました。どんぐりもたくさん拾うことができ、帰り道は大満足なひよこさんでした。長いみちのりをしっかり歩くことができて、とても偉かったと思います。