2016.03.19
卒園式
卒園式
今日は卒園児の晴れ舞台の日、第40回目の卒園式を行いました。
お天気をずっと気にかけていたここ数日間。なんとか雨が降らないようにと、
担任はてるてる坊主を作ったほどです。
体操広場の菜の花は満開。桜のつぼみも膨らみ、まもなく開花する気配です。
自然豊かな園庭を毎日駆け回り、先生、友達と遊んできた卒園児の皆さんです。
残念ながら、午前中雨が降ってしまいましたが、傘を差しながら親子で一緒に写真を撮られる
姿がとても素敵でした。思い出として心に残ることでしょう。
最近、体調を崩して欠席していた子もいましたが、今日は62名全員が揃うことができました。
本当に良かったです。保育室では胸に花をつけてもらい、気持ちを落ち着かせました。
みんなニコニコしていて、この日を楽しみにしていたようです。
歩き方、証書の受け取り方、話の聞き方・・・すべてにおいて幼稚園生活の集大成が
感じられるような立派な振る舞いで、その成長した姿に涙が止まりませんでした。
保護者の皆様の優しいまなざし見守られながら、証書を受け取り、自分で決めた
「幼稚園で楽しかったこと」「頑張ったこと」「小学校でやりたいこと」を言いました。
会場からはからたくさんの拍手をいただきました。
一人一人の姿を見ていて、入園時に泣いてお母さんから離れられなかったこと、
けんかをして怒り顔になった時のこと、職員室にお話をしにきてくれたことなどを
思い出しました。幼稚園生活の中でできることがたくさん増え、自信をつけ、
「遊び大好き 友達大好き 自分大好き 幼稚園大好き」な子どもたちに成長しました。
園長先生からは、「友達をつくる」「得意なことをみつける」「つづける」ことの3つの
約束についてお話をしていただきました。水槽にたった1匹でいるグッピーは元気がありませんが、
たくさんの仲間がいると元気に泳ぎ回るそうです。友達をつくり、自分の得意なことをみつけること。
そうすれば、「教えてほしい。」と友達が集まってきます。そして、野球のイチロー選手のように
「続ける」ことが自分の力になっていくのだと、小学校に向けてエールを送ってくださいました。
父母の会会長様から心温まるお祝いのお言葉をいただきました。
胸が熱くなりました。父母の会の役員の皆様には、
この1年間さまざまなことを支えていただきました。心より感謝申し上げます。
担任の目をしっかりと見ながら歌った歌、そしてお別れのことばは心にとても響くものでした。
卒園児の皆さんから、わたしたち職員は大きなパワーをもらいました。
私たち職員に心のこもったアルバムや花束などいただきまして、誠にありがとうございました。
卒園式が終わった後、太陽が顔を出し春の陽気に変わりました。
卒園児の皆さんを外で送り出すことができてよかったと思います。
「卒園しても遊びにくるからね。」「ランドセル見せにくるよ。」
と、言ってくれた子もたくさんいました。
心も体もたくましく大きくなった62名のみなさん。
本日は、ご卒園おめでとうございました。
本園の教育活動にご理解を示してくださいましたご来賓の皆様、地域の皆様、
日々、ご協力いただきました保護者の皆様、厚く御礼申し上げます。