文庫幼稚園

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2017.06.09

生き物

飛び立ちました

昨日羽化したアゲハチョウは、今朝も元気で安心しました。

羽をしっかりと広げ、とても綺麗です。

登園時、玄関先においておうちの方にも見ていただきました。

「きれいだね。」「この蛹からうまれたんだね。」「すごいね。」

「はじめて見ました。」など、おうちの方、子どもたちが感動した言葉を

たくさん話していました。

 

いつまでも見ていたいほどの美しさです。幼虫から観察していたので、子どもたちも

愛着があるのでしょう。

 

ツマグロヒョウモン、ランチュウのあかちゃん・・・子どもたちは興味深くじっと

観ていました。生き物コーナーが学びの場所になってきました。

 

本日は歯科検診を行いました。どのクラスの子どもたちも受け方が上手でした。

検診前と後にもしっかり挨拶ができたのです。

 

 

さて、羽をパタパタと動かし始めたので、アゲハ蝶を外に放すことにしました。

うまく飛んでいけるのか、ちょっぴりドキドキしました。

お弁当後、放送を入れて知らせるとたくさんの子どもたちが集まってきました。

 

名残惜しそうに見つめる子どもたち・・・・。

「大丈夫かな。」「ちゃんと飛んでいけるかな・・・。」と、心配をしている子も

たくさんいました。

子どもたちが見守る中、蓋を開けると蝶は勢いよく空高く、飛び立っていったのです。

「うわ~。」歓声をあげる子どもたち。一瞬の出来事でした。

アゲハチョウがこれほどまでに空高く飛ぶのかと驚いたほど、青い空を目掛けて

飛んでいったのです。

一度、桑の木辺りに留まったのを確認すると、子どもたちは蝶を追いかけて

いきました。その姿も素敵でした。

 

アゲハチョウとのお別れが寂しくなったのか、涙をこぼすひよこさんもいて

こちらもじんとしてしまいました。優しい子どもたちです。

 

飼育ケースに残った蛹の抜け殻を大切にしている年長さんもいました。

アゲハチョウの羽化~飛び立つまで、さまざまな思いや気持ちを体験した

子どもたちです。

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