2017.01.13
日常
落とし穴(満3歳児学級)
1月13日(金)
満3歳児学級たんぽぽ組の子ども達が、先生と砂場で穴を掘っていました。少し掘っては何か話し、また掘っては話ししてとても楽しそうでした。
途中で掘った穴に子どもが入り、何か確かめていました。そして、今度は先生に入ってもらい、また何か確かめていました。その後、またその穴を少し掘り仕上げをしていました。
仕上げが終わると、穴をそのままにしてたんぽぽ組の子ども達はどこかへ出かけました。
暫くするとたんぽぽ組の子どもが、補助の先生の手を引いて穴の所に戻ってきました。どうやら補助の先生は「目をつぶって一緒に来て。」と言われているようで、手を引かれたまま穴の方に歩いて行きました。そして穴に落ち、子ども達は大喜びをしました。
その後また別の先生を連れてきて、同じように穴に落として大喜びをしていました。
落とし穴遊びをしていたのです。穴がむき出しの落とし穴に「目をつぶって来て。」と言って連れてきて落ちてもらう落とし穴ですが、満3歳の子どもにとっては落とし穴を友達と掘ることやわざと落ちてもらうことが楽しいのです。そして、それで十分に満足しています。他の学年の子どもだと、もう少し『落とし穴』らしくなります。穴の底に水を入れて落ちた人を困らせたり、蓋をしてその上に砂を被せて穴が分からないようにしたりして先生を落とそうとします。でも、「目をつぶって一緒に来て。」と言う段階で『落とし穴』だなと分からせてしまうところは、やっぱり子どもだな思わせるところです。