2015.11.26
日常
雨の日☆手作り
今朝は冷たい雨が降る中でのスタートでした。
園バスに乗車してきた子どもたちを、職員が傘で出迎えました。
傘のトンネルを通って行く時、嬉しそうでした。
幼稚園の玄関先を少し模様替え。どれも手作りの作品です。
立体的なリースは、実は折り紙で作られています。卒園児が作ったものです。
フェルトで作ったお菓子の数々や、雪だるまも保護者の方の手作り品です。
お人形は職員作。顔は紙粘土ですが、体は靴下でできています。
手作りの作品からは、作った方の温かい思いが伝わってきます。
子どもたちも身近な素材を使って、さまざまなものを作っています。
「アナと雪の女王」や「王子と姫」になったひよこさんたち。
広告紙や新聞紙で素敵な冠やマントを作り、身につけ
嬉しそうに見せてくれました。
「これ、自分で作ったんだよ。」と、見せにきてくれた子もいました。
「すごいじゃない!よく自分でできるね。」と伝えると・・・・。
「えっ?簡単だよ!」と言っていました。
入園当初は、先生を頼りにしていた子どもたちがいまや自分の力で
やろうとしています。「じぶんでやってみた」「じぶんでできた」ことは、
自信につながります。黙って見守り、必要な場面に応じて手助けすることが、
今の時期はとても大切な援助です。大人が先回りしたり、見た目などの出来具合を
求めてしまうと、子ども本来の発想が生かされなかったり、
できたとしても自分で行ったという実感にはつながりません。
うまくいかないこと、失敗することも大切な経験です。
自らやってみようとする、その意欲の育ちを感じるこの頃です。
近くで話を聞いてみると、子どもたちのたくさんの思いに気づかされます。
目標に向かっていく、こうしたひとつひとつの過程が大切なのだと感じます。
今日も張り切って、とてもいきいきと表現する子どもたちから、
たくさんのパワーをもらいました。
お腹が痛くなるほど笑ったり、子どもたちの表現力の素晴らしさに感心したり・・・。