かまくらだより№8
夏休みが始まります
今日は一学期の終業式でした。1学期後半は新型コロナウイルス感染症第7波の影響が心配されましたが、皆様にご協力(具合がよくないときは無理せずに休むなど)いただき、おかげさまで休園することなく今日を迎えることができました。ありがとうございました。
式では、年少さんには友達と遊ぶことが増えたこと、年中さんには集団遊びができるようになったこと、年長さんには下学年のお手本になっていることを伝えました。皆それぞれにぐんぐんと伸びていることを実感できる毎日でした。
夏休みが始まります。夏休みは猛暑、コロナ感染が心配されますが、ご家族みんなで明るく元気に過ごせますようお祈りしています。
夏休み、こんなのいかがですか ーその1ー
① お子さんといっしょに何かをする機会をふやす
*一日の過ごし方を一緒に計画する。*ごはんの支度をお手伝いをする。*「何してあそぼうか」と一緒に考える・・・・ など簡単な事で十分、継続する極意です。
*家族の会話が増える。*目的を達成する喜びを知る。*予定に合わせて生活をすることを覚える・・・・などきっと成長を促すよい機会となります。
★自分のアイデアで一日を過ごす、なんてすてきなことでしょう。イキイキとしたお子さんの顔がが目に浮かびます。「夏の楽しい思い出」と「新たな自信」が自分自身を育てます。
② わかば会の企画に参加する/幼稚園の園庭開放や預かり保育を利用する
*知っている人ばかりで安心できる。リフレッシュできる。
*安心できる空間では、集中して遊べる。
*新しい出会いが期待でき、仲間が広がりやすい。
★幼稚園は子育て支援の機能を期待されています。→ 園庭開放⇒県の事業に協力 ・ 預かり保育⇒県、市の事業に協力
夏休み、こんなのいかがですか ―その2―
~子どもの遊びにどう関わればいい?~
「遊び」は興味・関心を持ったものにかかわり、夢中になって、ああでもない、こうでもないといろいろ試しながら世界を広げていく行為です。一緒に楽しみましょう。
夢中で遊べる、子どもが安心できる環境
① 「安心感に包まれた空間」と「困ったときの避難所」があることが一番の環境です。
① 「ホッとできるお気に入りの場所」や「信頼できる大人がそばにいる」などが避難所です。
② 子どもが本当に興味を持ったものに、自分から関わることを大事にしましょう。
「大人の遊ばせたい」よりも「子どもが遊びたい」を優先しましょう。これは“遊びの質”を高めます。
*夢中で遊ぶことで、主体性や意欲や頑張る力などを自分で身につけていきます。
うれしい気持ちに共感する
「できたとき」「発見したとき」のとびきりの笑顔には、「よかったね」「できたね」で応えましょう。
大きな声、派手な拍手、ハグするなどオーバーアクションで。喜びの共感を伝えるポイントです。
遊び方を決めつけない
おもちゃの遊び方や遊びのルールが違うなど想定外で「オヤッ」と思っても、ぐっとこらえて、子どもがその遊びから、どんなことを発見していくのか見守りましょう。時には失敗も大事です。
何かを求めているときに手助けする
飽きてくるとものの扱いが乱雑になったり、機嫌が悪くなったりします。それは、何かを求めてサインを出しているとき、手助けするタイミングです。そのときは、他の遊びに気持ちを向けさせたり、少し遊びの難易度を上げてチャレンジ精神がわくようにしたりしましょう。
★ その1も2も・・・「よしがんばるぞ」はいけません。「いい話だな」と思うだけでもよいのです。
実践しようとしても、そう簡単にいかないのが人の常。無理せず人間らしさは大事にしましょう。
読むことで心にまかれた種は、必要な時期が来れば必ず芽を出すものです。ご安心を❤